スバル インプレッサ WRX STI

 

起源はWRCに勝つためのホモロゲーションモデル

 

WRXはもともと、WRC (世界ラリー選手権)に参戦するために造られたインプレッサWRXに起源を持つ。

 

それ以前(1993年)まで、スバルはレガシイでWRCに参戦していたが、絶対的な速さはあるもののそのボテイの大きさからタイトコーナーでは姿勢変化が大きくなりがちで、なかなか勝利に結びつかなかった。

 

そこで、ひと回り小さく、より機動性に富むインプレッサをベースに仕立てられたのが、WRXというグレードだった。

 

なぜラリー参戦用のクレードを市販するのかといえば、それはWRCの参戦規定に起因する。

 

当時のWRCにはグループA規定が適用されており、参戦できる車両は、「連続する12ヵ月に2500台以上、生産される市販車」で、エンジンや駆動系、サスペンションの基本構造や外観を変更することも禁止されていたため、市販車の状態で、それなりのパフォーマンスを備えている必要があったのだ。

 

 

 

WRC

 

WRCにおけるインプレッサWRXの活躍には目覚ましいものがあり、95〜况年には製造者部門で3連覇を果たすなど、一躍その名を知らしめた。

 

その市販バージョンは、スバルのイメージリーダー的存在になったのだが、公道を走るには大げさなエアロパ?ツが付けられていたため、次第に「一部のクルマオタクが乗るモデル」といぅイメージが強まってしまったのも、まぎれもない事実であった。

 

スバルは2008年を最後に、WRCのワークス活動を終了し、同時にインプレッサWRXも、当初の役割を終えた。

 

しかし、スバルはすべてのモータースポーツから撤退したわけではなかったし、ブランドコンセプ卜を訴求するためのモデルとして、WRXは恰好の存在。

 

そこで2010年のマイナーチェンジを機にインプレッサ,の名前に別れを告げてWRXといった独立モデルとして存続することになった。

 

さらに14年には、WRXとして初のフルモデルチヱンジを実施。

 

ボディタイプは4ドアセダンー種類に整理される代わりに、従来路線を引き継ぐ,WRX STIと、よりユーザーに訴求する「WRX S4」の2グレードが用意されるようになった。

 

それが現在のWRXである。

 

今回は表向き、「初のビッグマイナーチェンジ」ということになっているが、スバル車の常で、これまでも年次改良は行なわれており、モデルとしては,,D型,,となる。

 

大きな変更内容は、

 

  • 走りの進化
  • 外装の質感と実用性の向上
  • 安全性の向上

 

 

 

全体としては、よりプレミアムスポーツセダンとしてのイメージを向上させる一方で、走りの点では、STIと々S4,それぞれのキャラクタ?をより明確化したという。

 

今回は通常のマイナ?チェンジとしては変更点が非常に多く、ここではそのスバルらしい細かなこだわりをお伝えできたらと思う。

 

 

STIのエンジン

 

EJ20エンジン